小学校お受験_結局、コネはあるのか？問題①

めっちゃ気になる問題ですよね
お受験界のコネ、本当のところ。

結論から言います。あると思います。
というか、私立校であれば
あって然りなのかもしれません

雇用機会均等法のもと公には平等を謳わなければいけないものの
夜勤の多くが男性、CAが（荷物棚に届くよう）高身長であるように
生まれ持ったアドバンテージを超えていくには
よっぽどの”何か”を持たないといけない

一見、公平に見える考査ですがそこには
・キラリと光る子を見つける
・下駄を履いた子の状態を確認する

2つの側面があるように感じます。

下駄、つまり縁故や紹介
数センチ高い状態で周囲との調和を見られるのではないでしょうか。

ちなみに、縁故の欠片もない保育園上がりの我が家でも..
たとえばこんなことがありました

＜私立A校＞
教育理念の強いミッション系の一貫校。
一貫校ゆえ、校風に共感するご家庭を欲しがっているとは聞いていたのですが
（途中で「合わない、抜けた！」じゃ困りますもんね）

たまたまうちが通っていたお教室と繋がりもあったようで..
（知らずに入ったのですが、言われてみれば
行きたい学校と通わせたい塾に親和性があるのは必然なのかも）

願書を取り寄せるタイミングでコソコソと呼び出され
「もし、第一志望として必ず進学されるようなら
ご紹介というか。こちらから推薦という形もありますが
どうされますか？」と、耳打ち。

一瞬、「？」となって
ああそうか。私立ってそうなのか、と合点しました。

ダイレクトな縁故だけでなく、お教室の紹介とは（一応伏せた話ですが）
まったく考えてもいませんでしたし
もしかしたら、こちらがあれこれ知らずに無欲だったから
いただけたお話だったかもしれません。
（無欲すぎて、お教室へはいつも平服で送り迎えしていましたし
情けない子育て相談なんかも包み隠さずしちゃってました💦）

「○○（我が家）さんのご家庭は、A校の方針にとても合っていらっしゃるのと
ご希望もされているのでお声がけさせていただきました。
学校への理解を重視されている学校なので、じつは校長先生直々にこちら（塾）にいらして”理念に沿うご家庭あれば内々にご紹介ください”とお話いただいているのです。
ただ、こちらとしても推薦した以上第一希望として受けていただきたいので
もし、その後に国立などをお考えでしたらご放念ください」

と。

推薦といっても、確定というわけではなく
塾がその子の頑張りや家庭の方針を保証する、っていうだけで
普通に一般試験を受験して
たとえばその日に緊張して力が発揮できなかったとしても
「どうしたのかな？」と気にして見てもらえる、程度のことなのでしょうが、、
（それを”下駄”と呼ぶのでしょうね）

ひゃー、ってなりました。

その時、私はA校に惚れこんでいて
喉から手が出るほど乗っかりたかった。笑

でも、夫はまだ国立への望みも捨ててはいなくって

2〜3日、考える日をいただいてから
言葉を選んでお断りしました。

迷ったけど。迷ったけど、出した結論、、

「正面から入れなかった学校なら、入ってから苦労する。
だったら正々堂々、正門から門を叩きます」って。

カッコいーぜーーー、俺！！！笑
（背中は滝汗でしたけど！）

「選んでくれた学校が、娘を伸ばしてくれる学校」
「考査は、こちらが相手を選ぶ場でもある」
というのが我が家のモットーだったので。

教室長も、うなづいて
「うん。○○ちゃんだったら大丈夫だと思います😊
一般で受けるにしろ、こういう子がいますとはお伝えしておきますね」って

下駄にはならないかもしれないけど
多少は優位に働くかもしれないから、って
仰っていただきました。
（今考えると、塾から学校側へのアピールだったんだと思います）

ある意味、このやりとりがあったことで
「（プロから見ても）A校とは相性良いんだな」と思えたし
100％のアウェイではない、っていうささやかな勇気にもなって
考査当日をおおらかに迎えられたかもしれません。

感謝、感謝です🙏

ちなみに、、

（本当の意味での、家系の）コネ。

強力な現役のパイプを持ち、当日も力を出し切った（らしい）のに
不本意な結果に泣いたお友達や

親族が志望校の教員で大出世をしたお友達、、

お受験の世界はほんとワカラナイ。

”生まれもったもの”も才能だと思うから
私は否定しません。
赤子のころから本物の音を聴いて育ったとか
湯水のように寄付金を払ってくださるだとか
そういう方たちの学校に庶民が混じりたいのなら
ひどく背伸びをするか、堂々と「牧野つくし」をやり切るか。

その第一関門が「お試験」という洗礼なのでしょう