小学校受験＜面接＞コロナ禍における想定質問をああでもないこうでもないと考えるの巻。

イレギュラー尽くしの今年のお受験😑

考査の内容自体がどうなっていくのか
まったく想像がつきません。

ひとつ言えるのは

小学校自体が、春からのコロナ休校に各々バラバラな対応を繰り広げていたのを鑑みても
（すぐさま休校を決断した学校もあれば
オンラインへの温度差、ルール作りや家庭との連携へのグラデーションなど
私立はとくに有事での対応に価値観が反映されている気がします）

お受験の考査も
おそらく各学校ごとにさまざまな工夫を凝らして
良くも悪くも、その学校 “らしさ” というか

大事にしていることが強調されてゆくのではないでしょうか。
（すません、完全にいち卒受生の想像ですが。）

たとえば「面接でしっかり人柄をみる」スタイルにシフトする学校があったり
「マスク、換気をしっかりして行動観察は続行する」だったり。

そういった不透明なところも含めて
今年は受ける側も見る側もイレギュラー続きで
準備が難しい＝お受験漬けの優秀なお子さんよりも
適応力のある子のほうが闘いやすい

.. のかもしれませんね。
（あくまでシロートの主観ですまそ🙏）

お休みの間（夏休みを含む）
何をしましたか？への回答とは。

それで、まぁ
こちらにも書かれているとおり
集団（密）での「行動観察」がやりにくくなる分
面接がアピールポイントとなるかと思われます。が、

→こぐま会さんのコラム「コロナ禍の小学校受験は面接が大事？」
→こぐま会さんのコラム「型にはめる受験対策を学校は歓迎していない」

必ず聞かれるであろう、そして
正解（と思われる）回答のない質問。それが

「休園期間中、どのように過ごしましたか？」

じゃないでしょうか。

あぁ、魔の質問。。😭

そんなもん
「兄弟喧嘩でしっちゃかめっちゃかでした」
「夫は居るは子どもは泣くわで白目剥いてました」

が現実じゃないですか？？

たとえばウチでしたら
当時、まだ私も働いていたので

「仕事が休めず（もしくはテレワークで）
フツーに保育園でした」

となります。

すこしポジティブに盛ったとして

「私たち、親の仕事が
どういうふうに社会の役に立っているか、
またコロナ禍のなかでも働く意義や親の思いについて
子どもに話すきっかけとなりました」

でしょうか。

医療、介護、ライフライン系など
エッセンシャルワーカーの方々はとくに
説得力ありますよね（裏山C）

この質問については
正解らしきものはないと思います。

誰もが初めてのことだし

なんなら先生方も業務に相当あっぷあっぷしてたもん💦
（学校側だってボロを見せてたってこと。つまり
うわべだけの綺麗ごとのほうが嘘っぽくて
大変だけど親子で乗り越えたってことに意義があるんじゃないかなぁ）

だから、そこは偽らずに

「急な休園で少しナイーブになっていたので
毎朝、誰もいない近所の散歩を日課にしました。
そこで、どんなことをしたら近所迷惑になるのか？
ウィルスを正しく怖がるとはどういうことか？
ひとつひとつの行動や、その理由を
自分の頭でじっくり考えるいい時間になりました」

「私の仕事もあり、保育園へ行ってもらっていましたが
子どもの気持ちが揺らいでいるサインがあれば
たくさんハグし、話を聞いて、そのうえで
ママはみんなが元気に暮らせるために見えないところで
がんばっているんだよ。だから○○も
ママと一緒にがんばってくれる？、と話しました」

素直に、率直に
なまなましい会話のままに😏

これで良いんじゃないですかねぇ〜
（くれぐれも言っておきますがいち卒受生の感想にすぎません。あしからず🙇‍♀️）

夏休みも

「三密を避けてキャンプで発散しました！」
「ベランダから天体観察をしました」

みたいなアクティブなものから

「子どもを含めた家族会議を開き
多数決にて、やはりまだ
（コロナ感染に）慎重でいたいと決まったので
この夏は近場の公園で毎日遊びました」

「子どもは街のプールに行きたがったのですが
我が家には祖母が同居しているので説得し、
そのかわり近所の河原へ。
ザリガニを100匹釣りました！」

etc,..

ポイントは、
・感染対策について（子ども扱いせず）話してきかせたこと
・押しつけではなく、子どもも納得できたこと
・「〜できない」ではなく代案で楽しむ姿勢を見せたこと

この3つがしっかり言えれば
むしろ、この状況でステイホームを続けたのは
（その生活を楽しませることができたのは）
学校からしたら評価の対象なんじゃないでしょうか。

「楽しみ」を、創造できる子になってほしいですもんね♪

もうひとつ。
学校の都合を考えるなら..

そして、これは
すでに小学校に通っている側からの意見ですけども

いま、小学校って
休校時のカリキュラムの穴埋めに
めちゃくちゃ大変なんですね💦

削られた分のコマ数を
土曜や夏休みを利用して消化したり
修学旅行、運動会などのイベント機会の喪失を
どう埋め合わせたらいいのか

一生懸命、知恵を出し合って
（保護者の理解を得ながら）進めている。
なんなら先生は疲弊しきってILL。

そんな局面
しかも前人未到の初の試みをやっているなかで求められるご家庭像って..

なんとなく想像できませんか？

これでピンと来られたかたは
きっと面接でも
端々に好印象を残されるのではと存じます。

・学校への要求ばかりでなく協働の姿勢を見せられる
・モヤッとしても「待ち」ができる

自信満々に「ドヤ」な態度でキメるよりも
「お互い、手探りでより良いところへ向かいましょう」の精神を感じられるほうが
ウェルカムされるのではないでしょうか

というのも、いま小学校は
「授業数どーなってるんですかッ」
「オンラインへの対応遅くないですかッ」
「秋冬どーされるおつもりですかッ」
「休校だったのに学費満額っておかしくないですかッ」

っという、、

教育熱心な御父兄の対応に悩まされているので

今、”詰めて” きそうなご家庭には
予防線が張り巡らされているんじゃないかとw

なかでも
「学校で消化できないカリキュラムは
家庭でフォローしてゆきます。
学校では、人間関係や輪の中でしかできないことを
存分に学ばせてほしいです」と。

家庭でもフォローする気があることを
ちらりと覗かせればさらにナイス？

とくに働いているお母さまなんかは
「突然の休校にも対応できるようテレワーク体制も整えております」
など
突然の休校、体調不良にも対応できるアピールを
準備しておいたほうが良いかもしれませんね
（私が教員ならコレまず聞くと思う^^）

まァ〜
あれこれ好き勝手書きましたが

直前期は、親の精神安定のためにも
小物の備品をこまごま揃えろっちゅーことです。←笑

紺色のカサ。
入学してからも何かと使えまっせ！